クラシックとアマオケなブログ

クラシック音楽と何か

弓の毛の長さ

気にしない人は気にしないですが、私はすごく気にします。
とくに長くなってしまうととても気になります。

図の丸の部分はこの状態が毛を一番緩めた状態(毛がバラバラにならない最大の状態)ですが、上のほうが広く、毛が長いことを意味します。
通常、親指をこの部分に当てるのですがこれが、毛の長さによってしっくりこないと弾きにくくなります。

使っているうちに毛が伸びて長くなりズレる、季節(湿度)によって長さが変わるということもありますがほとんどが最初から長さがあっていない、という影響です。
この長さの設定は毛を張るときに、湿らせて張り、乾くときに縮むことを利用して均一になるようにしますが、このときの縮む長さの見積もりが甘いと長さがずれます。

この2本は同じ日に同じ楽器店で毛替えしてもらったものですが、これだけずれています。
私は最大に緩めたときにこの長さが0になるように依頼していますが、この下の状態でも長いのです。
この店、最近質がいまいちで変えようか?という気分。

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