クラシックとアマオケなブログ

クラシック音楽と何か

鳴ってるとか鳴ってないとは何か?

オケ界隈ではよく言われる言葉ですが、これ何となくいてるだけと言うのがよく見られる。
言ってる方もわかってるのでしょうか?

言われている方もある程度経験がある人なら、それを改善してきた経験がある人ならわからなくは無いのですが、初心者には何をどうすればいいのか全く解らないんですよね。

そこで私なりの分析をしてみました
鳴ってないとは
・音量が小さい
倍音声分が少なく響きが薄い

という現象が基本で、この他に
・音程が悪く薄い響きに聞こえる
・合奏で音程が合っていないことで響きが薄く聞こえる
・雑音が多い

といったことになっていることが多いと思います。
後に上げた3つは解りやすいと思います。

問題は基本の2つです。
大きな音とは違う、などという人もいますが、大きな音が出せるようになっていない人は鳴らせるということはあり得ません。小さな音でも正しい音(鳴っている音)は必要ですが、鳴っていない人は大きな音は出ません。

どうやって鳴らすかですが、
・まず大きな音が出るようにボーイングを改善します。
・次に音の処理を改善します。これはただ、音を大きくすると場合によっては音が潰れてしまうのでこれを補正します。
弓の弾きはじめであったり、返しを調整するということですね。

倍音が多いとはどんな状態かというのは説明しにくいですが、このようなことに気を付けるとよくなるはずです。