クラシックとアマオケなブログ

クラシック音楽と何か

興味本位でオーケストラに入るのはやめたほうがいい

大学からオーケストラに入って楽器を始める人は意外に多い。
特に地方では(大学やパート)には当然寄るが、私の大学では弦楽器は8割が未経験だった。管楽器は9割が吹奏楽などで育ってきた人であるが。
弦楽器を始める人も、半数以上はピアノであったり吹奏楽からの転向だったりと楽器経験がある。

地方の大学オケでは初心者歓迎という方針を取っているところは多い。これは、そうしないと人数が得られえないからである。

しかし、初心者から始めて少なくとも一年以上続く(定着)する人は2割以下である(私自身の観測結果では)。

それぐらい大学から楽器を始めるというのは「生存率が低い」。

生存率が低い、というのはそもそも技術的なレベルが求められているレベルに達しない、ということも無くはないが、「ただやる気がないだけ」な人がほとんどである。

大学に入って、何かのサークルをやりたい、という気持ちでオーケストラを選ぶのはやめたほうがいい。
新入生というのはそれぐらいの軽い気持ちでオーケストラを選ぶ人が8割はいると思ったほうがいい。

中から本気で練習する人や、のめり込む人も勿論いるんだけど…。

「サークルなにか始めよう。」でオーケストラを選ぶのはお勧めしない。そういう人はもっと気軽に楽しめるサークルを探すべきです。
「8割は脱落する」という前提で自分が残り2割に入れるやる気がある人だけが選んでほしい。
少なくとも「この」分野の音楽に興味がある人だけが参加してくれればいいいのに。

※都内などでは未経験では受け付けてくれない団体も多い

 

 

アマチュアオーケストラに乾杯!:素顔の休日音楽家たち

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