クラシックとアマオケなブログ

クラシック音楽と何か

弦を交換するときのアドバイス

かれこれ同じ種類をもう10年近く使っています。
以前はいろいろ良いものがないか?と試していたこともありましたが、確かに音色とか寿命とか音量とか違いはありますが、同じ条件で使って「技術」を磨こう、という方針にしました。

楽器の状態とか大きさとかによって違いはありますが、ペグ側は少し長めに出してペグに巻き付ける長さを短くなるようにするとペグが軽くなります。
ただし、これも弦のメーカーによって長さが異なります。
私は下3本(GDA)はピラストロです。
切る、という方法もあります。
楽器が小さかったり、長めの弦の場合は切ったほうがいい場合もあります。
ナイロンやガットなら、切るときはハサミでも切れますが、ニッパーやペンチなどを用意しておくほうがいいでしょう。
特にE線はスチールなので歯が欠ける場合があります。
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E線のテールピース側には駒の当たるところにナイロンチューブが付いている場合がありますが、これは通常は不要です。
駒の状態が悪いなどで弦が切れやすい、というようなことがあれば楽器店に相談して解決すべきです。
簡易的には鉛筆やシャープペンの2B以上の濃いものを塗り付けると滑らかになります。
ナット側も同様で弦を交換するたびに軽く塗り付けておくとよいです。
ちなみにこの弦はトマスティク社のインフェルド赤ですが、ボールタイプとループタイプの両用となるようにボールが外せるようになっています。
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偉そうなことを書いていますが、ペグの摩耗がひどいですね。