クラシックとアマオケなブログ

クラシック音楽と何か

約1年ぶりに演奏会を見てきた

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曲間にマロによるトークがあるのだが、ブランデンブルグ協奏曲3番から、繰り返しで音量を落とすというのはよくやるけど、これがアドリブだったらしい。
ブランデンブルグ協奏曲は所謂コンチェルトグロッソで、全プレイヤーがソリストと言えます。
自分も10年ぐらい前に復業でビオラをやっていたときにビオラの1stを弾いたことがある。
ビオラの1stには3楽章に割りと長めのソロがあるのだが、当時は言ってもバイオリン1stのソロと変わらない、ぐらいの印象だったが、改めてきちんと聞いてみると、全然ビオラのソロの方が目立つ。
三拍子で1stのソロは拍打ちの伴奏だが、ビオラのところは直前までクレッシェンドして、ソロのところで急に引く形になり、伴奏も小節頭しかない。

ドッペルも三楽章の終わりに二重奏のカデンツァが入っていて(普通は無いところ)、面白くて、こんなのもありなんだと思った。
自分も次回やることがあったら短めでもいいから自作のカデンツァを入れてみたい。

他にもバイオリン協奏曲のソリストは参加のバイオリンのメンバーのくじ引きで、三回公演をそれぞれ別のソリストでやってたらしい。